ろくろの雛人形について

Maholzの雛人形はザクセン州ザイフェン村の木工技術の歴史と伝統を担ってきたヴァルター・ヴェルナー氏の次男、ヴォルフガング・ヴェルナー氏に師事した数少ない日本人Holzspielzeugmacher (木工玩具職人)が心を込めて制作しています。

日本のこけしやお椀などの木製品などでも用いられる、旋盤機を回しながら木材を削るいわゆる「ろくろ技法」が基本となっていますが、19世紀以降にザイフェン地方の主要産業として発展を遂げたミニチュアサイズの玩具や木製品を作り続けてきた技術が、このコンパクトでシンプルなお雛様の人形や小物作りに活かされています。


デザイナー/制作者について

伊藤 真穂(いとう まほ)

 

1977年 東京に生まれる。

1997年 自由学園を卒業。
2000年 渡独。

ザクセン州ザイフェン村の木工玩具工房のマイスターであるヴォルフガング・ヴェルナー氏のもとで修行を始める。

同時に同村の木工玩具職人専門学校に通う。

2003年 Holzspielzeugmacher (木工玩具職人)の資格を得て卒業。 帰国後 兵庫県有馬玩具博物館にて木彫りワークショップを行う。

山梨県原茂ワインにて、からくり作家故西田明夫氏と馬場世司博氏と「木・嬉・猿ウッキッキのおもちゃ展」に参加し、ドイツの伝統木工芸品の紹介とワークショップを担当。

2006年 夫の仕事で渡米。  

2007年 帰国後、自宅の庭に小さなアトリエ「maholz」を作り、家事・育児の合間に制作を始める。

2012年 自由学園美術工芸教育発表会 卒業生展出展。

ドイツ菓子工房 ムッティスクーヘンにてクリスマスマーケットに出品。  

2014年 自由が丘もみの木画廊にてグループ展「日々是好日」出展。

自由学園明日館JMショップ内にて吉浦亮子氏(切り紙)と「papirklip & maholz for Holy Night 2014」出展。  

2015年 自由が丘もみの木画廊にてグループ展「日々是好日2015」出展。

自由学園明日館にてグループ展「春のひととき展」出展。

自由学園明日館JMショップ内にて「papirklip & maholz for Holy Night 2015」出展。  

2016年 自由学園明日館JMショップ内にて黒田百合子氏(羊毛)吉浦亮子氏(切り紙)の2人とともに「冬のぬくもり展」出展。  

2017年 茗荷谷のカフェ「クネーテン」にて「papirklip & maholz for Holy Night 2017」出展。  

銀座教文館ハウスオブクリスマス内にてmaholzキャンドルスタンドの販売。    

 

他に、ドイツ・ヴェント&キューン社製品の日本における修理担当、木工ろくろ教室の講師などを務めている。

 

インタビュー記事:【ワークスタイル】ドイツの伝統技術で、日本文化も大事にしたおもちゃを 伊藤真穂さん(木工玩具職人) 2017/3/15

取材記事:グリュンハイニへン探訪 Wendt & Kühn社の工房へ 2016/9/2